あまり知られてないのかもですが、タイに約2ヶ月滞在できるようになりました!今までは観光ビザとして30日まで滞在できていたんですがそれが60日に延長になりましたよ。
- サマースクールの時に長めに滞在!
- プチ移住
- タイと日本を行ったり来たり
などなど可能性が広がりますよね。
タイのビザ2024年! 気軽にバンコク長期滞在も !?
2024年7月16日、 タイ政府は、 旅行を通じた経済活性化を目的として新たなビザ施策を発表しました。これには、60日間のビザ免除、ビザオンアライバル(VOA)制度、デジタルノマド向けビザ(DTV)、そして学生ビザの拡充が含まれ、2024年7月15日から施行されます。
(引用元:タイ国政府観光庁公式HP https://www.thailandtravel.or.jp/)
今回発表されたビザ(査証)についての変更は4点。日本人のタイ旅行にかかわるものを中心に解説します。
①観光目的ならビザ免除(30日間→60日間に変更)
今回の変更で最も重要!
日本人に大きなメリットのあるのがこの変更点。タイに観光目的で行く場合、ビザが免除される制度です。以前はビザ免除での滞在可能期間が1回の入国につき30日でしたが、新施策では60日に延長されました!
つまりは、日本人ならビザなしで60日タイにいられる!ってこと
60 日を超える場合は、入国管理局にて30 日の追加延長の申請も可能ですよ。
※それ以上の滞在の場合は、タイ入国管理局にてビザの申請が必要。
※日本を含むアジア諸国のほか、欧州諸国、北米、南米など93か国・地域が対象。
詳細は下の画像をご確認ください。
対象の国・地域の一覧と、本ビザ対象の短期ビジネス就労者向けの注意事項が記載されています。
②デジタルノマド向けビザ(DTV)(新らしいVISA)
タイは、デジタルノマド向けビザ(DTV)ができました!対象は
リモートワーカー、デジタルノマド、フリーランサーなど
デジタルノマドのビザ保持者は、
- 通算180日までの5年間の複数回入国が可能
- 500,000バーツ(約215万円)以上の資金を証明
- ビザ申請料は10,000バーツ
- DTV保持者の配偶者と扶養家族も申請可能
資金が証明できれば、5年間有効で出国も可能なので、ビザの取得料としては破格!
なぜか…DTVは、ムエタイ・料理教室・スポーツトレーニング・医療・セミナー・音楽祭への参加者なども対象となります。「デジタルノマド」といってもかなり範囲が広いですね!通算180日、約6か月。プチ移住や、本移住の前の下見に有効そうです。
詳細は下の画像をご確認ください。
対象者と、ビザ申請方法、取得料金、期限等の詳細が記載されています。
③ビザオンアライバル(VOA)(対象国拡大)
これは日本は対象ではないのですが、さらっとご紹介だけ。
VOAとは、タイ国際空港到着後に申請できるオンアライバルビザのこと。これまで19か国だった対象国が31か国・地域に拡大されました。対象国・地域の国民に対して、観光目的で 15 日以内の滞在の場合はVOAの申請が可能。ビザ申請料は2,000バーツです。
詳細は下の画像をご確認ください。
対象の国・地域の一覧と、ビザ取得料金、期限等が記載されています。
変更④学生ビザ(Non-Immigrant ED Plus)(期間延長)
こちらは既にタイの学生ビザを取得している方向け。
高等教育機関に在籍する外国人学生の滞在期間が、卒業後1年間延長されます。この期間中は就労も可能で、現地雇用された場合はタイ国内でビザ変更ができるようになります。
つまり、タイの学校卒業後、そのままタイに滞在して1年の間に就労・ビザ更新まででき、手続きを理由に日本とタイを行き来しなくてよくなるみたい。学生のうちからタイに住みたい!と移住を志している方にはいい制度ですね。
詳細は下の画像をご確認ください。
ビザの詳細と変更点が記載されています。
まとめ
直接関係がありそうなのは①、②の変更。日本人がタイに長期滞在しやすくなったのは嬉しいことですね。私にも移住相談がたくさん来ていますよ。教育移住、プチ移住、本格的な移住。
今後も変更の可能性があるので、タイ旅行のタイミングで必ずご自身で最新情報を確認してください!
VISA情報参照:https://www.thailandtravel.or.jp/news/138022/
画像引用元:https://www.tatnews.org/2024/07/thailand-announces-longer-visa-stays-to-boost-economy/