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【バンコクお土産】タイ民族カレン族のフェアトレードショップ”ソップモエアーツ”

タイに来たら、ぜひタイの文化にもぜひ目をむけていただきたいです。

特に子連れだと旅育という観点でも

タイの文化やタイに住む人々がどんな生活をしているかまで

こどもと一緒に知る機会になるといいですよね。

とはいえ、バンコク旅行だとここ数年で一気に都会化したこともあり

アーバンな旅になりがちでここに触れることなく旅が終わることも。

もしよかったらお土産を買うという機会にタイの文化を知るきっかけができたら

嬉しいので、今回はソップモエさんについて書いてみようと思います。

北タイのカレン族の文化を守り自立を支援するフェアトレード

ソップモエはバンコクとチェンマイにある北タイの山岳地帯に住むカレン族の人々の

生活改善と自立を支援する団体のフェアトレードショップです。

カレン族葉、焼き畑農業で米や野菜を作り自給生活を送ってきましたが、

安定した収入がないため、

今でも栄養失調、病気、貧困問題などをかかえる人々が多いのです。

この現状を知り、このクラフト制作プロジェクトは

カレン族の生活支援をめざすアメリカ人指導者によって、

フェアトレードの理念で始まりました。

店内にはカレン族の鮮やかで彼らにしか出せない織りを生かしモダンな製品に仕上げた

カラフルなアイテムが並びます。

写真の説明はありません。

一つ一つ丁寧に手作りされた繊細なデザイン

いまだに電気すら引かれていない山深いソップモエの村々で、

山岳少数民族カレン族の人々によって、ひとつひとつ手作りされています。

男性はバスケット作りを女性は織物を子どもの頃から習うんだそうですよ。

1人、笑顔の画像のようです

住んでいる地区によって、伝統的なモチーフや織りの技術が異なり、

いろいろな表情がどれも魅力的です。

また、 村の祭事や家族の事情を尊重しながら、

製作者は個人の自由な時間で作業を進めます。

工房でも定時開始の一斉作業はなく、

ひとりひとりが個々の織物やバスケットを担当する多品種少量生産が基本だそう。

時代ともに職人の数も減っている現状

ショップにはボランティアさんがいらっしゃるので色々なことを質問できるのですが

私が特に印象に残っているのが

匠な技を持ち合わせている職人さんほど、気分で作業をするし

デザインの依頼をしても思い通りに作ってくださらないそうです。

下記の写真のように美しいカーブを編み込める職人さんが少ないのですが

さらにできる数も少ないとか。

こちらのナプキンホルダーの実物を見たのですが美しい曲線で

手に取ると、とっても丈夫なのがわかりこれは一生モノになるなとわかりました。

もちろんこの技も継承される事自体もとっても難しいことだそう。

支援をしたからと言ってこの技術がすぐに継承されることはないとは思うのですが

心の底からこの技術は残って欲しいと思いました。

美しい職人技を都会のリビングに馴染むデザインへ

カレンやその他の東南アジアのテキスタイルから着想を得て

モダンな生活に溶け込むようにデザインされています。

そのままのテキスタイルだと民族感が出てしまい、使い勝手が悪かったり

どう飾っていいかわからないことも。

家具、アウトドアの画像のようです

ソップモエアーツはそこをうまく融合させているので、使い勝手がとってもいいです。

品質の良さに定評あり。長く使える

そして何よりも、質が良いのがオススメのポイントです。

「収入につなげるためには、品質をいいかげんにしてはいけない!」

と村人に根気よく説明を繰り返し、20年以上かけて築き上げてきたものだそう。

これが「ソップモエアーツ」が誇る品質なのです。

オススメなタイお土産アイテムとは?

色々あるのですが、とっても使い勝手が良いのはテーブルランナー。

室内の画像のようです

春になると、淡いピンクの桜色のランナーが登場します。

一つ一つ柄が違うので自分の好みのデザインを探すのもとても楽しいですよ。

また、美しい手織りのタイシルクのストールもいいですね。

ツヤが違います。光の加減でキラキラと美しい輝きを放ちます。

ソップモエアーツのデザインは和モダンとしても使えるのでこちらのストールも

お着物のときに羽織物として使える代物です。

ちょっと旅行の時には持って変えるのは難しいかもしれませんが

こちらのアートとも言える美しく織られたかごもオススメです。

写真の説明はありません。

写真のように花瓶のようにつかうのもモダン・アートですよね。

まとめ

タイでは安いアジアン雑貨に目が行きがちですが

このように支援によって絶やさないようにしなけない職人技や文化があることにも

目を向けたいですね。

そして、タイにはたくさんの民族がいます。モン族、リス族、そしてカレン族。

それぞれの伝統的な文化を尊重するためにも彼らの生活も知っていきたいですよね。

旅をとおして、いろんな民族の生活や今の現状を伝えるのにもいいきっかけになると

嬉しいです。

このお店には日本人ボランティアさんがいらっしゃるのでぜひ足を運んで

色々聞いてみてください。

ソップモエアーツ(バンコク店)詳細

店名 ソップモエアーツ Sop Moei Arts
営業時間 9:00-17:00
定休日 日曜、月曜
WEB HP FB IG
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